マイケル・クライトン『ジュラシック・パーク(上)』

 ハヤカワのセールでまとめ買いしていたものを少しずつ消化している。映画は割と脚色が入っていると思い込んでいたのだけど、原作を読んでみると、結構忠実に再現されていたのだなと思う。映画のイメージが先行しているので、すごい読みやすかった。

 テクノロジーのところは割と専門的な感じもあって、難しいけど、それだけ生命をコントロールすることは複雑な行為であり、人間の力が及ぶ範囲ではないことをまざまざと見せつけられる。なのて、『ジュラシック・ワールド』は30年前から大きく時間が経ったことを実感させられる内容だ。(恐竜を生物兵器として利用しようという内容なのだから。その目論見は当然ながら失敗するが。)

 3月はもっと本を読めるかなぁと思っていたが、3冊目読了まで辿り着けるかも不安な状態だ。これが自分の限界だろうか。本をたくさん読むことを目的にすると、本を読む行為は楽しくなくなるし、もう少し気楽な感じで本を読んでいきたい。

 

ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)