アーサー・C・クラーク『幼年期の終り』を読んだ。

　今年最初の読書は、アーサー・C・クラークの『幼年期の終り』。今まで何度も途中まで読んでは挫折していたけど、やっと読み終わった。

　以前は神秘主義の描写がオカルトっぽくて、少し苦手だったのだが、今回はなんとか最後まで読み切った。そういうものに対するアレルギーが少し治ってきたのかも。人は変われる。

　少しググったら、エヴァンゲリオンの元ネタであると書かれていた。たしかに、終盤の変化が訪れた子供達の描写はエヴァンゲリオンを思い出した。

　オーバーロードがやって来て以降のユートピアがどうにも羨ましくて、オーバーロードの来訪を待ちわびる。現実の地球も、早く幼年期から抜け出して欲しい。